【秋野菜】落花生

落花生の写真

落花生は、南米地方で生まれ、江戸時代に中国から日本に伝わったといわれています。

ピーナッツとしておなじみですが、どのようにしてできるのかご存知でしょうか。

木に実っていたり、枝豆のようにぶら下がっていたりするのかな? と思うこともあるかと思いますが、実は、土の中にできる豆なんです。

花が咲いて枯れた後に、そこから根っこのようなものが伸びて土に刺さり、土の中にさやができて中で豆が大きくなっていきます。

試しに掘ってみて、さやがふっくらとして食べごろの大きさになっていたら収穫スタートです。
イノシシも大好きなので、その年によって収穫量はまちまちですが、9月頃からお届けできるでしょう。

農園で採れる落花生の種類

おおまさり

おおまさりは、通常の落花生の2倍くらいある、大きめの落花生です。丸々とした大きな豆は食べ応え抜群。茹でて食べるのにぴったりの品種で、やわらかい食感と甘みの強さが美味しさの決め手です。

落花生の栄養素

落花生は、ビタミンEが含まれていることから、抗酸化作用が期待されています。脂質が多いものの不飽和脂肪酸が多く、健康への働きが期待できるオレイン酸やリノール酸などが含まれていることもポイント。そのほか、ビタミンB群、カリウムやマグネシウムなどのミネラル類も含まれていて、タンパク質や食物繊維も豊富です。

また、落花生の薄皮にポリフェノールが含まれていることも、体に嬉しい特徴です。

落花生の調理方法

生の落花生はそのまま食べることはできないため、加熱して火を通してから食べるようにしましょう。

下ごしらえ

落花生はさやの表面に泥が付いていることがありますので、最初に水洗いしましょう。落ちにくい泥は、タワシなどでこすって洗い流してください。

茹でる(茹で時間:30分~40分)~塩水でお湯から、茹で方も簡単♪~

お鍋にたっぷりの水を沸騰させ、水の量の1.5~3%程度の塩を加えます。そこに洗った落花生をさやごと入れて、中火から弱火で30分~40分ほど茹でましょう。途中で落花生が浮いてしまう場合は、落とし蓋をするのがおすすめです。

一つ取り出して食べてみて、硬さがなくなれば茹で上がりです。ザルに上げて茹で立てをお召し上がりください。少な目の塩で茹でる場合は、茹で上がってから15分ほどお湯の中にそのまま置くと、塩味がなじみやすくなります。塩加減はお好みで調整すると良いでしょう。

炒る~フライパンでさやごとOK♪~

フライパンに洗った落花生をさやごと入れて、木べらなどで混ぜながら、弱火で30分~40分ほど炒ればできあがりです。さやを剥き、お好みで豆に塩を振っていただきましょう。

落花生の美味しい食べ方

農家のおすすめレシピは“塩茹で”

農園で人気の落花生「おおまさり」は特に、茹でて食べるのが美味しい品種なので、おすすめはやっぱり塩茹で! 茹で立ての温かい落花生の甘味をぜひ堪能してみてください。食べ残ったものは、冷蔵庫に保存して冷やして食べてもまた美味しいですよ。

おつまみ ~塩茹で落花生をアレンジ~

落花生は塩茹でや炒めたあとに、そのまま食べてもおつまみになりますが、ちょっとした味付けをプラスするとさらにバリエーションが広がります。塩茹でした落花生のさやから豆を取り出して、オリーブオイル&唐辛子で炒めたり、バター&塩を絡めたりしても美味しいですよ。

おかず ~サラダや和え物にアレンジ~

塩茹でした落花生は、豆をサラダにトッピングしたり、和え物にしたりしても美味しくお召し上がりいただけます。ちょっと食べ残したときや、途中で味に飽きてしまったときなどは、おかずにアレンジするのもおすすめ。カレーに入れても楽しめますよ。

お菓子

茹でた落花生はやわらかいため、お菓子レシピにもアレンジしやすいでしょう。フードプロセッサーなどで細かくして、ケーキやクッキーの生地に混ぜる方法もあります。また、豆を甘く煮るだけも美味しいお茶請けになりますよ。

ピーナッツバターも作れる

生の落花生からピーナッツバターを作る場合は、天日干ししてから炒るなど下準備に時間がかかることがありますが、茹でた落花生でピーナッツバターを作ることもできます。オイルや砂糖と一緒にフードプロセッサーにかけるなどして作りますが、そのまま完成のものもあれば、その後加熱するレシピもありますので、お好みの作り方を見つけてみてください。

落花生の保存方法

落花生が届いたら

生の落花生は傷みやすいため、届いたらポリ袋のまま冷蔵庫の野菜室に入れ、2日~3日以内を目安になるべく早く調理してお召し上がりください。茹でた落花生は、タッパーなどに入れて冷蔵庫で保存しましょう。ただしこの場合も数日しか日持ちしないため、なるべく早く食べるようにしましょう。

すぐに食べられないときは冷凍保存!

すぐに食べられないときでも、茹でてから冷凍すると保存期間を延ばすことができます。茹でた落花生のあら熱をとり、キッチンペーパーなどで水気をしっかり拭きましょう。 さや付きのまま冷凍用の保存袋に入れるか、さやを剥いて豆だけを小分けにラップで包んでから冷凍用の保存袋に入れて、冷凍室で保存してください。約1ヶ月保存可能です。

食べる時は自然解凍か電子レンジで解凍

冷凍した茹で落花生を食べるときには、冷蔵庫で自然解凍するか、電子レンジの解凍メニューまたは600Wで1分~2分加熱すると良いでしょう。また、凍ったまま加熱する料理に使うこともできます。

ご注文はこちらから

めぐるはたけ自然農園の野菜は、単発での野菜セットと、定期お届けの野菜セットの2種類のご注文方法をご用意しています。単発での野菜セットは、5種類のお試しセットからご注文できますので、初めての方もお気軽にご連絡くださいませ。

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