【夏野菜】きゅうり

きゅうりの写真

夏の野菜ではおなじみのきゅうりですが、実はインド生まれなのだそう。
3000年前から栽培されていたといわれ、歴史の深い野菜です。

きゅうりは緑色が定番ですが、普段食べているのは、熟す前の状態。
熟すと黄色くなるため、「黄瓜」と呼ばれていたのが名前の由来といわれています。

かわいらしい黄色い花を咲かせた後に、花の根元からきゅうりがどんどん成長していきます。

種類もいろいろあり、次々と新しい品種も開発されているので楽しみですね。

花が咲いてから1週間から10日ほどで収穫時期が訪れます。すぐに大きくなってしまうので、こまめに収穫するのがポイントです。
6月後半あたりから徐々に採れ始めますので、夏のレギュラーメンバーとしてお届けできるでしょう。

農園で採れるきゅうりの種類

一般的なきゅうり&四葉きゅうり

農園では、一般的に出回っていてスーパーなどでもよく見かけるきゅうりのほかに、「四葉きゅうり(すうようきゅうり)」という種類も育てています。四葉きゅうりは、一般的なきゅうりよりも大きめに育つのが特徴ですが、30cmくらいまでの大きさで収穫した方が美味しいため、見た目はそれほど大きく変わらないかもしれません。

「四葉きゅうり」は、きゅうりの特徴であるイボがくっきり出ていますが、皮自体は薄くて柔らかいのでご安心を。香りや味がしっかりあるので、きゅうりそのものの味わいをぜひ満喫してください。歯切れが良く、漬物にも向いていますよ。

きゅうりの栄養素

きゅうりは、95%が水分なのでカロリーはとても低いです。ただし、栄養がないわけではありません。カリウムが含まれているため、むくみへの働きが注目されることがあります。また、β-カロテンやビタミンK、ビタミンCなども含まれています。

きゅうりの調理方法

下ごしらえ

きゅうりは、 よく洗って、両端の先端を切り落としましょう。さらに、切り落とした先端の部分の皮を剥くと、苦味がより抑えられるため、きゅうりの苦みが気になる方は先端の下処理を丁寧に行ってみてください。他に、切り落とした先端を、切り口にこすり合わせるのも良いといわれています。

また、板ずりをするとイボや青臭さが取れてより美味しく食べられます。まな板の上できゅうりの表面に塩をまぶして、まな板に押し付けるようにしながらコロコロと転がしましょう。その後、塩を水で洗い流して、調理方法に合わせてカットします。

酢の物やサラダには“塩もみ”も効果的

きゅうりは水分が多いので、塩もみをしてあらかじめ余分な水分を出しておくと、酢の物やサラダの味わいがより美味しくなることもあります。薄切りにしたきゅうりに塩をまぶして5分ほど置いておくと、水分が出てきますので、手でしぼって水気を切りましょう。塩分が気になる時は、洗ってから水気を絞ってもOKです。塩もみもまた、青臭さを取るのに役立つ方法です。

きゅうりの美味しい食べ方

農家のおすすめレシピは“漬物”

きゅうりはおなじみの食材ですので、もうみなさんは美味しい食べ方を見つけていることと思います。農家のおすすめとしては、「四葉きゅうり」の美味しい食べ方でもある漬物です。浅漬けなら30分程度でできるので、忙しい朝のご飯のお供にもぴったり。

塩昆布、白だし、ポン酢&ごま油など、簡単な調味料だけでOK!

きゅうりの漬物レシピは豊富にあり、毎日でも楽しめそうな簡単なものも多いです。塩昆布だけ、白だしだけ、ポン酢とごま油だけ、など、きゅうりと和えて漬けるだけでささっと一品おかずが作れますので、ぜひ試してみてくださいね。

きゅうりの酢の物

酸味の効いた酢の物も、箸休めにぴったりのきゅうりレシピです。こちらも、合わせ酢ときゅうりを和えるだけなのでとっても簡単。きゅうりは薄切りにしますが、スライサーを使ってもOKです。きゅうりだけでも良いですし、ワカメやちりめんじゃことの相性もバッチリです。

きゅうりのサラダ~ツナ缶との相性もバツグン~

きゅうりをサラダに使うのは定番ですね。さまざまな素材との相性が良いので、バラエティー豊かに楽しめます。ツナ缶があれば、簡単にボリュームアップできるのでおすすめ。マヨネーズはもちろん、和風から中華風まで味付けも選びません。

きゅうり&味噌はおつまみにぴったり

きゅうりと味噌もとっても相性が良いのでおすすめです。きゅうりに味噌ダレをかけるだけで、簡単におつまみの完成。味噌を使ったソースをきゅうりに添えて、ディップして食べるのもおしゃれな食べ方です。

きゅうりの炒め物

生で食べることの多いきゅうりですが、炒め物にしても美味しくいただけますよ。「四葉きゅうり」は、中華料理で炒め物に使われるのでぜひ試してみてください。卵ときゅうりの炒め物、豚肉ときゅうりの炒め物など、主役級できゅうりが活躍してくれますよ。

きゅうりの保存方法

きゅうりが届いたら

きゅうりは低温で保存するとかえって傷みやすくなります。また、乾燥も苦手なため、ポリ袋に入れてから冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。ポリ袋は密閉しすぎず、ある程度の通気性を保ちながら、きゅうりを立てて保存するのがおすすめです。新鮮なうちに、数日以内でお召し上がりください。

日持ちさせたいときは、冷凍保存も可能

きゅうりは水分が多く、冷凍すると食感が変わりやすくなるため新鮮なうちに食べるのが一番ですが、どうしても食べきれないときには、冷凍すると日持ちさせることができます。

きゅうりをスライスして塩もみし、水気を絞るまでの下ごしらえをした後、小分けにしてラップで包み、冷凍用の保存袋に入れて冷凍室で保存しましょう。約2~3週間保存可能です。
食べる時には、冷蔵庫で解凍する、または自然解凍してから、水気を絞って使いましょう。

丸ごと冷凍する場合は、きゅうりを洗って水気を拭いた後、そのままラップで包んで 冷凍用の保存袋に入れて冷凍室で保存しましょう。約2~3週間保存可能です。
食べる時には、流水で解凍して、半解凍の状態で水気を絞って使いましょう。

冷凍したきゅうりには、新鮮な時のような食感がないため、酢の物や加熱調理に使うのがおすすめです。

ご注文はこちらから

めぐるはたけ自然農園の野菜は、単発での野菜セットと、定期お届けの野菜セットの2種類のご注文方法をご用意しています。単発での野菜セットは、5種類のお試しセットからご注文できますので、初めての方もお気軽にご連絡くださいませ。

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