【初夏野菜】ズッキーニ

ズッキーニの写真

ズッキーニは、80年代になって日本の食卓に並び始めましたが、ヨーロッパではおなじみの野菜です。南フランスの家庭料理「ラタトゥイユ」 では、欠かせない食材となっています。

見た目はきゅうりに似ていますが、実はかぼちゃの仲間なんですよ。とは言っても、かぼちゃのように硬い皮ではなく、柔らかい皮ごと食べられるのでご安心ください。

写真のように、中心の軸から突き出すように花が咲き、そこに実ができていきます。ぶら下がって実がなりそうな形ですが、意外にも地面に近いところでできるユニークな野菜です。

ズッキーニは未熟な実のまま収穫するので、花が咲いてから一週間弱で食べ頃になります。
緑色のほかに、黄色いズッキーニもありますよ。6月頃からお届けできるでしょう。

ズッキーニの栄養素

ズッキーニは、カリウムが豊富に含まれていて、水分が多く低カロリーなところが特徴です。また、ビタミンC、ビタミンB群、β-カロテン、などが含まれることでも知られています。水分を補いたいときや、カロリーを抑えたヘルシーメニューにおすすめの野菜です。

ズッキーニの調理方法

ズッキーニは、生でも加熱しても美味しい野菜です。よく洗って、ヘタを切り落としてから、レシピに合わせて薄切りや乱切りなどお好みの大きさに切りましょう。

ヘタの部分は全く食べられないのではなく、ヘタも使って炒めるレシピもあります。ただ、ヘタの部分は苦味が強い部分でもあるため、苦味を強く感じた場合は食べない方が良いでしょう。

生のまま食べる(アク抜きは塩水につければOK)

生のまま食べる場合は、よく洗ってヘタを落としてからお好みのサイズに切って、サラダや和え物、浅漬け、ピクルスなどにしましょう。

アク抜きは特に必要ありませんが、気になる場合は下処理として、塩水に5分ほど浸けたり、塩を振りかけた後に水分を拭き取ったりするとアク抜きできます。

焼く・炒める

ズッキーニは、ソテーやステーキなど、炒めたり焼いたりするのも美味しい調理方法です。切り方は、炒め物の場合は輪切りや半月切りなど、ステーキの場合は縦半分とダイナミックに切るのがおすすめ。

フライパンに油を入れて熱してからズッキーニを入れましょう。焼くときは頻繁に触って動かさず、こんがりと焼き色が付くまで待ってからひっくり返すのが上手に焼くコツです。

揚げる

ズッキーニは油との相性が良い野菜なので、揚げ物にするのもおすすめの調理方法です。天ぷらやフライなど、お好みの揚げ物に使ってみてください。ズッキーニの唐揚げも人気レシピのひとつです。

煮る

煮込み料理でもズッキーニは大活躍してくれます。使い方はナスと似ているので、ナスを使う煮込み料理を参考にしてみても良いでしょう。煮込み料理では、トマトとの相性も抜群です。煮込む場合は、厚めに切って炒めてから加えてさっと煮ると、とろっとした食感としっかりとした存在感を味わえます。

茹でる(茹で時間はサイズに合わせて)

ズッキーニのレシピでは、茹でてからサラダなどに使う方法もあります。生で食べるのが気になる場合は、茹でてから使ってみてください。

茹で時間は、薄切りにしてから茹でる場合は30秒から1分程度でさっと茹でましょう。丸ごと茹でてから使う場合は5分から10分程度のお好みの時間で、竹串がすっと通る程度を目安にするのがおすすめです。

ズッキーニの美味しい食べ方

ズッキーニの人気レシピ1位は何……? 気になる話題ですよね。調べてみたら、マリネやチーズ焼き、ソテーなど、ランキングによって1位のレシピは多岐にわたっていました。調理方法が豊富な分、美味しい食べ方もたくさんあるのだと思います。ぜひ、マイベストワンの食べ方を見つけてみてくださいね。

農家のおすすめレシピは“オリーブオイル&ガーリック炒め”

農家のおすすめは、ズッキーニを食べやすい大きさや形に切って、オリーブオイルとみじん切りのニンニクと一緒に炒めて食べるレシピです。フライパンにオリーブオイルとニンニクを入れて火にかけて、香りが出たところでズッキーニを加えて炒めて、塩などで味付けをしましょう。お好みで他の食材をプラスしてもOKですよ。おつまみにもおすすめです。

チーズ焼き

ズッキーニとチーズを合わせた食べ方もおすすめです。輪切りにしたズッキーニに溶けるチーズをかけて、トースターで焼くだけで簡単に美味しい一品ができますよ。フライパンでも焼けるので、作りやすい方法で試してみてください。ほかに、グラタンの具にするのも良いでしょう。

豚肉と一緒に

ズッキーニと豚肉を炒めて食べるのも美味しいですよ。味付けは、塩やポン酢でさっぱり、ニンニクやコショウを効かせてスパイシーに、味噌でこってりに、とさまざまに楽しめます。また、ズッキーニの肉巻きもおすすめです。ほかには、ズッキーニの中をくり抜いて豚ひき肉を詰めて焼く料理もあります。豚肉との相性もぜひ堪能してみてくださいね。

パスタ

パスタの具材にもぜひズッキーニを使ってみてください。トマトソースはもちろん、ベーコンとの相性も良く、和風味にも合いますよ。ラタトゥイユをパスタに絡めて食べる方法もあるので、ラタトゥイユのアレンジレシピにもおすすめです。

ズッキーニの保存方法

ズッキーニが届いたら

ズッキーニは冷やし過ぎや切ることで傷みやすくなるため、冷蔵庫の野菜室で丸ごと保存しましょう。また、乾燥すると味が落ちるため、キッチンペーパーで包んでから保存袋に入れる、ラップや新聞紙で包む、などしてから保存してください。

あまり日持ちのしない野菜のため、数日以内を目安になるべく早くお召し上がりください。

冷凍保存もできる

食べ切れないときには、丸ごとや切ってからの冷凍保存も可能です。

丸ごと冷凍する場合は、洗って水気をキッチンペーパーで拭き取った後、ラップで包んで冷凍用の保存袋に入れてなるべく空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。 約3週間保存可能です。
使う際には、流水で半解凍状態まで解凍し、切ってから使ってください。

切ってから冷凍する場合は、重ならないように冷凍用の保存袋に入れてなるべく空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。 約2~3週間保存可能です。
冷凍のまま加熱料理に加えることができ便利です。

また、加熱してから冷凍保存する方法もあります。さっと炒めてから冷まして、重ならないように冷凍用の保存袋に入れてなるべく空気を抜き、冷凍庫で保存しましょう。 約1ヶ月保存可能です。
電子レンジで温めるなどして食べることができます。

冷凍でも新鮮なうちに使うのがおすすめ

ズッキーニは、冷凍しても傷みやすいのでやや注意が必要な野菜です。冷凍しても、なるべく早くお召し上がりください。

また、解凍方法によっては生で食べられることもあるのですが、基本的にはいずれの場合も加熱調理がおすすめです。お手元に届いたばかりの新鮮なズッキーニを生で食べていただき、食べ切れない分は冷凍して加熱する料理で美味しく食べていただければ幸いです。

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めぐるはたけ自然農園の野菜は、単発での野菜セットと、定期お届けの野菜セットの2種類のご注文方法をご用意しています。単発での野菜セットは、5種類のお試しセットからご注文できますので、初めての方もお気軽にご連絡くださいませ。

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